ホームケアのポイント 口内炎があるときの対処法(こうないえんがあるときのたいしょほう)

口あたりのよいものを少しずつ


図「無題」
 口内炎があると、おっぱいやミルク、食べ物や飲み物がしみます。水分もとれなくなると、脱水症状になる心配があるので、水分だけはしっかりとるように心がけます。
 イオン飲料(赤ちゃんの場合はかならず赤ちゃん用)や麦茶、湯ざましなどを十分に飲ませます。少し冷たくするか、人肌程度にあたためると、飲みやすくなります。子どもの好みで、喜ぶものを回数にこだわらずに飲ませましょう。
 口内炎があっても、食欲のあるときは、刺激が少ないのどごしのよいものを与えます。極端に熱いもの、すっぱいもの、かたいものは避け、プリンやゼリーなど、口あたりのよいものを少しずつ与えます。

食後は口の中を清潔に


 口内炎があるときは、いつも以上に口の中の清潔を心がけます。
 食事のあとは、うがいをしたり、口をゆすがせましょう。
 うがいのできない赤ちゃんや幼児は、白湯や湯ざましなどを飲ませて、口の中をさっぱりさせます。

はしかのコプリック斑は痛みがない


 コプリック斑は、はしかだけにでき、診断の手がかりになる口の中にできる特徴のある斑点です。
 はしかのかかりはじめは、発熱やせき、鼻みずなど、かぜとまぎらわしく、体に発疹もまだでていません。その発疹のでていない時期にほおの内側にできる白いブツブツがコプリック斑です。周囲との境界線がはっきりし、やや盛り上がり、周囲に輪をかいたように、充血した斑が数個から数十個発生します。痛みはなく、ものを食べてもしみることはありません。
 コプリック斑は数日で消え、このころから全身に発疹が現れはじめます。かぜとよく似た症状があるときは、口の中にも気をつけましょう。

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