毎日の入浴で清潔に
女の子の外陰部は、うんちやおしっこで不潔になりがちです。しかも、大人の女性のように腟を細菌から守ってくれるはたらきをする菌がないので、細菌感染を起こしやすくなっています。
とくに、おむつをしている赤ちゃんでは、おしっこやうんちが腟の中に入り込んでしまいがちです。まめなおむつ替えはもちろんですが、おふろではよく洗ってあげましょう。
ただし、洗いすぎは、デリケートな赤ちゃんの腟粘膜によくありません。そっと指で押し広げて、ぬるま湯で洗い流せる範囲を洗います。石けんは使ってもかまいませんが、刺激の少ないものを選び、よく泡立ててから、泡を使います。
おしりは前からうしろに向かってふくことを教えて
図「無題」
女の子の外陰部は、うんちなどから大腸菌が入りやすくなっています。お母さんが、おむつ替えで、おしりをふくときは、前からうしろに向かってふきます。
下痢のうんちはとりにくいので、シャワーなどで洗い流すとよいでしょう。
3歳くらいになって、ひとりでおしりをふけるようになったら、かならず前からうしろに向かってふくように教えましょう。
外陰部が赤くなったり、はれてしまったときは、早めに受診をします。
ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。
掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。