セカンド・オピニオンについて知っておきましょう(せかんどおぴにおんについてしっておきましょう)

　深刻な病名をいい渡されたり、大きい手術が必要といわれたら、だれでもすぐにうのみにはできないでしょう。心配なことがすこしでもあれば、医師に説明を求めて、納得するまで話を聞き、不安を解消しておくことが必要です。
　それでも心配な場合は、ほかの医師に相談する「セカンド・オピニオン」（第2の意見）という方法もあります。医師によっては、申し出ればほかの医師を紹介してくれる場合もありますが、セカンド・オピニオンというだけで、嫌悪感を示す医師もいることはたしかです。医師とのつきあいのなかで、自力でさがすかどうか決めたほうが賢明でしょう。
　ほかの医師に意見を求めて、現在かかっている医師と意見がちがった場合は、現在の医師にもう一度説明を求めてみます。そうしないでかってに医師を変えていると、医師を転々とするドクター・ショッピングの状態におちいりかねません。
　セカンド・オピニオンを求めるほどではないけれど不安だという場合は、新聞や雑誌の情報を、現在かかっている医師にぶつけてみるのも1つの方法です。