小児期発症流暢症(吃音)(しょうにきはっしょうりゅうちょうしょう)

どんな病気?

最初の音や音節をくり返したり、子音を伸ばしたりして、スムーズに言葉を発することができない状態です。

症状


さかんに話すようになる2歳ごろから目立ちます。男児に多いのが特徴です。「さ、さ、さいごに」「あの、あの、あの人」のように、最初の音や音節をくり返したり、「かーわいい」のように子音を伸ばします。吃音を意識すると、言葉につまったときに、息を吸ったり、つばを飲み込んだり、目を閉じるなどの動作をします。

原因


心の中にあふれる言葉を急いで話そうとしていいよどむ、親が神経質で子どもを緊張させるなど、いろいろなことがいわれますが、原因ははっきりしません。

治療


日常生活に支障をきたすような場合は、小児科や保健所に相談して言語療法士を紹介してもらいます。吃音に劣等感をいだき、自分の殻に閉じこもるようなときは、カウンセリングを受ける必要もあります。

家庭でのケア


吃音を心配して「ゆっくり話しなさい」などと注意すると、緊張してますます言葉がでにくくなります。吃音も個性ぐらいに考えて、おおらかに接することです。

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