耳の形態異常｜子ども医学館｜妊娠・出産・育児に関する総合情報サイト【ベビカム】

　先天的な耳の形態異常には、耳たぶのない無耳症、耳たぶが小さい小耳症、耳たぶの上のほうが皮膚の下にもぐっている袋耳、耳の周囲の皮膚にもり上がったり小さな突起がみられる副耳、耳介の内側にある軟骨の発育不全や欠損による立ち耳や折れ耳、カップ状耳やスタール耳などがあります。
　無耳症や小耳症は外耳道の閉塞、中耳や内耳の異常を合併していることが多く、精密検査が必要になります。また、無耳症や小耳症には、耳介の形成手術が行われます。形成外科を受診してください。

図「袋耳」

図「無耳症」

出典：小学館キッズ・メディカ安心百科「子ども医学館」<増補改訂版>（公開年月／2017年4月）

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