舌小帯強直症(ぜっしょうたいきょうちょくしょう)

どんな病気?


舌の裏側にある舌小帯というひだが、舌の先のほうまで付着しているため、舌の動きが制限されます。

症状


生まれたときに、舌小帯が舌の先までついていても、成長とともに後退していくケースがほとんどです。成長しても舌小帯が後退しないとき、問題がでてきます。症状が重い場合、乳児では、ほ乳障害がでることがあります。言葉を話すようになると、舌が上にあがりにくいので、サ行、タ行、ラ行がうまく発音できません。

治療


ほ乳障害がないときは、経過を観察します。ほ乳障害がある場合や言葉を話すようになって発音に問題がでてきたときには、舌小帯伸展術という手術を行います。手術は簡単で、入院の必要はありません。

家庭でのケア


4~5歳になっても幼児語(いわゆる舌たらずな発音)が残っている場合や、舌を前に突き出したときに先端がハート型になる場合は、舌小帯強直症の疑いがありますから、一度専門医にみてもらいましょう。

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