どんな病気?
おもに親指に発症。指を完全に伸ばすことができず、むりに伸ばすと「コキッ」と音がして伸びることがあります。
症状
1歳前後から3~4歳にかけて生じます。指を伸ばそうとすると「コキッ」と音がします(スナップ音)。指の曲げ伸ばしに障害が生じ、伸ばすとつっぱって、曲がったまま伸ばすのがむずかしかったりします。しかし、痛みはありません。

親指を伸ばそうとしても伸ばせない。無理に伸ばすと音がする。
原因
部分的に指の関節の腱が肥厚していることがありますが、原因ははっきりしていません。
治療
そのまま放っておいても1年以内に半数は自然に治ります。しかし、親指に細いアルフェンスシーネという副木をあてて、ばんそうこうで固定すると、2週間くらいで、指を伸ばすときの腱の拘縮がとれ、やがて曲げ伸ばしも自由にできるようになります。
年長児では治療の期間が長引き、指の伸展をうながす装具を装着する必要もでてきます。装具を使用しても治らないときは、5歳以降に手術をします。
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