どんな病気?
生後2~3週間から2か月ごろの赤ちゃんに多い、顔や体にみられる湿疹です。
症状
ほおや額を中心に、赤いブツブツ(丘疹)がでます。ただれてジクジクして、かゆみがあるため、かきむしって血がにじむこともあります。
また、小さな水疱や、膿をもった丘疹が混じったり、薄いかさぶたがついていることもあります。
原因
赤ちゃんの顔や体にみられる湿疹を総称して、乳児湿疹と呼びます。原因はよくわかっていませんが、よだれやミルク、食べ物の汁などの汚れや汗が顔や体につくと症状が悪化します。
治療
かゆみのない軽いものは、皮膚を清潔に保つだけで治りますが、かゆみが強かったり、湿疹がひどいときは、適切な軟膏を塗布します。
家庭でのケア
食後はお湯でぬらしたガーゼで、食べ物で汚れた口のまわりをやさしく拭いてあげます。
ひどくなるようなら、かってに薬をつけないで、皮膚科の専門医や小児科で診察を受けることです。
図「発疹の種類」
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。