陰唇癒合(いんしんゆごう)

どんな病気?


女の子の病気で、小陰唇がつながって、癒着を起こした状態です。

症状


外陰部には大陰唇と小陰唇がありますが、左右の小陰唇が薄い膜様の組織でつながって閉じています。
 指で開こうとしても、開かないことではっきりわかります。

原因


出生前後、腟や外陰部が炎症を起こしたり、外傷が原因で表皮がはがれたとき、そのあとが癒着して起こるものと考えられています。
 腟そのものには異常はなく、正常に発育しているので、機能の面ではなにも心配することはありません。

治療


外来で受診し、癒着しているところを剥離すれば、簡単に治ります。後遺症を残す心配もありません。
 また、エストロゲン(卵胞ホルモン)の軟膏を患部に塗布して、自然にはがれるのを待つ方法もあります。

家庭でのケア


処置後、剥離したところが再癒着することがあります。癒着していないことを確認するために、入浴時には、かならず小陰唇を指で開いて洗うようにしましょう。

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