沖縄の台風体験者が南房総で「台風15号」に出会った〜(前編)

  • 2019-12-19 12:00
  • 一般公開
  • テーマ:体験
はじめまして、「おーしゃんず5」ライターのあっきーです。

コチラの記事でも紹介されていますが、我が家は転勤族一家で、南房総に来る前は沖縄に住んでいました。

沖縄といえば台風。
私も何度か「沖縄としては普通レベル」の台風を経験したことがあり、台風の怖さは知っているつもりでした。

2019年9月9日に千葉県に上陸した台風15号は、警戒レベルが高く、事前にテレビやネットでも十分注意するよう呼びかけていました。

でも、気圧や風速などは沖縄の台風に比べて弱い印象だったので、私は「まぁ大丈夫でしょ!」と楽観視していたのです…。

今回は、私が沖縄で経験したことのなかった、南房総での台風被害について書きたいと思います。


【家の揺れ方が違う!】



9月9日未明、台風15号が上陸して最初に感じたのは、


家、揺れすぎじゃない⁈


沖縄でも台風の猛烈な風で家が少し揺れたことはありますが、微々たる揺れでした。

でも、今の家では、震度2くらいの揺れが台風の通過中ずっと続いたんですよ…。

屋根が飛ぶー! 壁がこわれるー!(涙目)

暗闇の中、いつどこが壊れるのかわからない恐怖でいっぱい。

過ぎ去るまでの数時間がとてもとても長く感じ、避難所に行くべきだったかな?と、少し後悔しました。




台風が過ぎ去ってみると、我が家は奇跡的にほぼ無傷。

ところが、隣の家の屋根が一部飛んでいてビックリ!

うちの車や家のまわりに屋根の破片…。家のすぐ横に屋根と柱がくっついた物体(クギ付き)が落ちていました。


こんなん直撃したら死ぬわ!!!


いや〜こわい。。。



ちなみに、沖縄の家は瓦が漆喰で固定され、屋根も風を逃がすように設計されているらしく、屋根が飛んだという話をあまり聞きませんでした。

設計や構造によって災害耐性は違うと思いますが、

今の家は木造の戸建て賃貸住宅。沖縄の家は台風対策された鉄筋コンクリート造りで、家が壊れそうな恐怖を感じたことがなく…。

初めて身近で「台風のせいで屋根が飛んだ」という事実に直面し、呆然としたのでした。



【なんにもない場所で電柱が…⁈】



台風の通過後は、停電していたけれど水とガスが使えたので少し安心しました。

「夜の風はすごかったけど、停電だけならすぐ直るかな♪」

…と思ったのも束の間。



家から車を出せる唯一の道に

電柱が倒れてるーーー!!!




※実際の写真がないので、イメージでお届けします。


電柱のまわりには何もないのに!(畑はあるけど!)

遠くから何か飛んできた?強風に負けた?
よくわからないけど…


とにかく車は使えない。ハイ、確定。


ちなみに夫は別の細い裏道からバイクで脱出。仕事へと出かけていきました。

残された私と息子はどこにも行けず途方にくれるばかり。



のちに、千葉県のあちこちの山で台風によって木が倒され、電線に引っかかって数千本規模の電柱が倒れたと知って驚愕。。。


沖縄で住んでいたエリアでは、電柱が倒れたことはありませんでした。停電の理由はほぼ設備の損傷や不具合で。

大量に電柱が倒れて、こんなひどい停電になるなんて、想像を超えていましたよ…!

〜まなび・前編〜

  • 同じような規模の台風でも、地域によって被害の種類や規模が変わることを実感しました。
  • さらに同じ地域でも、家の位置や構造によって被害の受け方が違うことも。正確に想定するのは難しいけれど、できる限り備えようと思いました。

後編に続きます…
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