ベビカム相談室にいただいた質問です。「産後直後からなのですが、パパのことが好きで好きでしかたないんです。ずっと一緒にいたいんです。もちろん子どものことも大好きでかわいいですよ。友達は、旦那より子どもの方が大事みたいなことを言うけど、あたしはパパのことも好きで好きでどうしようもないんです。お付き合いしていた期間が短いからなのか、子どもに手がかかるこの時期でも、恋人同士のようにしていたいんです。それっておかしいですか？」
素敵なことじゃないですか。ちっともおかしくなんかありませんよ。好きだって言う気持ちはいいことじゃない。いつまでも、ずっと、ずっと、恋人同士の関係を続けてくださいな。それはあなたの家庭の立派な家訓になるはずです。両親が仲良くしている.ことで、子どもに悪影響があるはずはありませんもの。お子さんは女の子かしら？ だとしたら娘がライバルだなんて、楽しいじゃない。私は、こういうの大賛成ね！
まごはやさしい
これは健康な食生活を守る呪文。子育て中のママも、これからママになる人も、日本人が昔から親しんできたこれらの食材をもう一度見直し、一日の食事にバランスよく取り入れてみましょう。今回のテーマは「ご」ま今回のテーマは「ご」まごまは非常によい香りを持っており、ゴマをすりつぶしたものや、少量のごま油を加えることによって、料理を引き立て、食欲がそそられます。つまり、名前の通りゴマかすことができ、何に加えてもおいしくすることのできる万能調味料であったことから「ゴマかす」という言葉が生まれたと言われています。
〈別表〉
ごまの栄養価
〈主成分〉100g中の含有量
タンパク質 17.7g
脂質 43.4g
炭水化物 26.7g
カルシウム 390mg
カリウム 590mg
マグネシウム 230mg
鉄 16.4g
亜鉛 3.8mg
ビタミンＥ 3.8mg
今回は、ごまを使い、和え物などに、幅広く使える、「白和え」のもと、「ごま酢」をご紹介します。ごまには、いりごま、すりごまなどがありますが、できれば市販のすりごまを使わず、生ゴマをなべでサッとからいりし、すり鉢でよくすってください。香りが全然違います。加熱することで、セサモリンという物質が、抗酸化力の強いセサモールに変化します。
白和え
・豆腐1丁
・白ごま 大さじ3
・さとう 大さじ2
・塩 小さじ1/2
1 豆腐はさっとゆでて、キッチンペーパーなどで充分に水切りしておきます。
2 すり鉢でゴマをよくすり、下ごしらえした豆腐、さとう、塩を加え、豆腐をつぶしながら混ぜ込みます。これが白和えのベースになるものです。
〈白和えの具〉人参、小松菜、ほうれん草、インゲン、こんにゃく、きくらげなどを細切りにし、あらかじめ作りおいただし汁で薄味をつけてサッと煮、水分を切っておいたものを和えます。彩りよく、季節の素材を組み合わせましょう。
ごま酢
白ごま 大さじ4
塩 小さじ1/2
さとう 大さじ1?12/1
酢 大さじ3
1 白ごまはよくすり、調味料と混ぜます。これで基本のごま酢はできあがり。
2 〈ごま酢あえ〉小松菜、ほうれん草をさっと茹で、水をしぼり、刻んだら、醤油をさっとかけておきます。これにごま酢を加えて和えます。
（2005.11）
