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毎日手軽に取り入れられる運動を紹介してください。

安原 眞知子:マタニティビクス・ワンポイントアドバイス

このコーナーではマタニティビクスをはじめとする妊婦さんの運動あれこれをご紹介します。

ママ達の声
ママ達の声

毎日手軽に取り入れられる運動を紹介してください。

安原眞知子

マタニティウォーキングはいかかですか?

マタニティウォーキングとは?

普通の散歩とは違い、体重管理に役立つ運動のひとつです。
カラダの脂肪を燃焼する効果がある上に、特別な道具もなく、気軽にできる運動であるため、運動が苦手な方でも無理なく続けることが出来るでしょう。

ウォーキングのメリットは?

1 お産に必要な体力と持久力をつける

たくさんの酸素がカラダに供給されることで、心臓や肺の状態がよくなり、呼吸循環器系の働きが促進されます。呼吸循環器系の働きが活発になると体力や持久力が養われます。

2 脂肪をエネルギーに変えます

有酸素運動の特徴は、十分な酸素をカラダに取り入れながら行うこと。酸素が供給されると脂肪が燃焼されてエネルギーに変わるしくみから、シェイプアップ効果も大。

3 血行を促進して、カラダの痛みを軽減します

た全身の筋肉をバランスよく使うウォーキングは、血行促進効果があります。血液の流れがよくなると、冷えやコリなどのほか、腰背痛や便秘の改善も促進します。

体調チェックは必須です!

ウォーキングも、真剣に取り組めばかなりの運動量になります。そのため、ウォーキングを始める時期としては、13週目行こうの安定期に入ってからが原則。また、主治医の先生からの許可も必ず取って下さい。また、ウォーキング前、ウォーキング中の体調チェックも必須。 こんな体調だったら無理せず中止することが大切です。
ウォーキング前のチェック
1 お腹に張りを感じたとき
2 歩いても腰痛などのカラダの痛みが解消されないとき
3 空腹、満腹のとき
4 天気が悪いとき

ウォーキング中のチェック
1 体調がすぐれないとき
2 お腹に張りを感じるとき

ストレッチ!

ケガをしないためにも、ウォーキングの前と後にはストレッチを必ず行って下さい

ストレッチ! マタニティウォーキング

1、すねを伸ばす
上図のように、壁に手をつき、つま先を地面につけ、重心を下にかけます。
2、ふくらはぎを伸ばす
足を軽く一歩前に出し、両足のかかとをつけ、重心を下へ。
3、太ももの筋肉を伸ばす
足を大きく後ろへ引き、かかとをあげ、腰を丸めます。

基本のフォームをマスターしましょう

基本のフォームをマスターしましょう マタニティウォーキング
GOOD
基本のフォームをマスターしましょう マタニティウォーキング
BAD

ウォーキングで大切なのは、基本姿勢をキープすること。左の図を見てください。GOODの姿勢とBADの姿勢を並べてみました。その違いは一目瞭然。ダラダラ歩いたのでは、効果は半減してしまいます。カラダのパーツはすべて連動しているため、GOODの姿勢のように、背筋を伸ばして、全身の筋肉をバランスよく鍛える意識が大切です。以下のポイントも頭に入れて、GOODなウォーキングを目指して頑張って下さい。

脇を締めて腕は大きく振る

ヒジを曲げて胸の高さくらいまで大きく振ります。ヒジが外側に開いてしまうと、腕の振りが小さくなってしまうので気をつけましょう。

視線は10メートル先を!

お腹や足元を気にして、視線が下向きになると体が前かがみになって、基本姿勢が崩れてしまいます。視線はまっすぐ前を向けて歩きましょう。

歩幅は大きく。背筋は伸ばして

アゴをひき、歩幅をいつもより広く取るのがポイント。つま先からけりだし、カカトで着地することで、体重移動もスムーズに行えます。また、テンポよく歩くことも忘れないで。

ウォーキング、ここがポイント!

1 歩く早さは?歩く時間は?

歩き始めはゆっくり。カラダが温まってきたら少しずつ歩幅を広げてペースをあげてください。時間にして約20分が目安。初日から20分がきつければ、無理せず少しずつ時間を長くしていきましょう。

2 水分補給は非常に大切

こまめに水分補給をすることを忘れないで下さい。喉が渇いた後、歩き終わった後、では、血液中の水分が少なくなってしまうので要注意!ガブ飲みではなく、少しずつ飲むのがベストです。

3 コース選びのポイントは?

車が多いところ、路面が不安定なところ、は避けましょう。また、通勤通学時間を避けるなど時間帯も考えてウォーキングを続けて下さい。

4 持ち物などは?

念のため、母子健康手帳、健康保険証、水分補給用の飲み物、極端な空腹を避けるためのアメなどはいかがでしょうか。また、バッグは両手が空くリュックが最適ですね。

5 一度に30分歩こうとはせず、小分けにしても効果は同じ。

朝、昼、夜に10分ずつと分けて行っても効果は同じです。気負わず、ライフスタイルに合わせて歩くのが続けるコツです。

6 ウォーキング仲間をつくりましょう。

1人より仲間がいるほうが心強いもの。家族や妊婦友達を誘って一緒に楽しく歩けば、精神的な負担も軽くなるはずです。

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