高齢期の性行動について考えよう(こうねんきのせいこうどうについてかんがえよう)

スキンシップだけでも心が満たされる高齢期


 閉経を迎え、高齢期になると「もう、女ではない」「この年になってセックスなんて」と考える女性がふえてきます。たまにセックスをしたとしても、「性交痛がつらくて楽しむどころではない」という声も聞こえます。
 その一方で、少数ですが、セックスを楽しんでいる女性もいるなど、この年代になると、かなり個人差が大きくなるのも事実です。

精神的な結びつきをたいせつに


 また、男女の性欲の差にも開きがでてきます。男女の性意識に対するズレは、どちらか一方ががまんしているとよけいに広がって、相手に対する不満が募っていくばかりです。これはお互いによく話しあい、解決することです。
 高齢期のセックスは、お互いを思いやる、コミュニケーションとしての意味も強くなります。セックスには至らなくても、キスをしたり、手を握ったり抱き合ったりするだけで満たされる夫婦もいます。それでお互いが満たされることも多いものです。
 高齢期は、夫婦の精神的な結びつきがいっそうたいせつなときです。それぞれの夫婦にとっての幸せなセックスの形を見つけていきましょう。

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