顎関節症(がくかんせつしょう)

どんな病気?


 口をあけ閉めするときや食べるときに、耳の前にある顎関節が痛み、口があけられなくなったり、「カクカク」「ザラザラ」などの音がしたりします。関節を動かす筋肉に異常がある場合、顎関節内の円板や関節包に損傷がある場合、関節円板の転位をともなう顎関節内障など、いくつかのタイプに分けられます。耳が痛いと感じることもあるので、耳の病気とまちがえたりします(顎関節症)。

原因


 原因ははっきりわかっていませんが、かみ合わせの異常、姿勢の悪さ、ストレスなど、いくつかの要因が重なりあって発症するといわれています。

治療


 消炎鎮痛剤や筋弛緩剤を投与したり、冷温シップ、マッサージなどを併用して、痛みやこりを取ります。
 自分の歯に合ったスプリント(歯のプロテクター)をつくり、それを使って治療します。

あなたへのひとこと


 ストレスがたまると気づかないうちに歯をくいしばっていることが多いもの。ときどき鏡に自分の顔をうつしてチェックし、リラックスを心がけましょう。

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