糖尿病の治療中は低血糖に要注意(とうにょうびょうのちりょうちゅうはていけっとうにようちゅうい)

●低血糖とは?


 血糖値が60mg/dl以下になった状態を低血糖といいます。おもに空腹時、手足がふるえたり、異常におなかが減る、冷や汗をかく、からだの力が抜ける、動悸、頭痛がするなどの症状が現れます。ほうっておくと、けいれんや昏睡状態を引き起こして、死亡することもあります。

●原因は?


 多くはインスリンや経口血糖降下剤を使って糖尿病治療をしている人に起こります。たとえば食事の量がいつもより少なかった、はげしく運動した、投与したインスリンの量が多すぎたときなどに起こりがちです。

●低血糖を起こしたときは?


 角砂糖を1~2個なめたり、ジュースなどを1缶(200ml程度)飲むなどして糖分を補います。低血糖の症状は人によってちがうので、自分の症状を自覚し、空腹を補うビスケットや、いざというときの角砂糖などを持ち歩きます。

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