ベビカムトップ
>
子育て期(生後0~4ヶ月)
> 心配性な自分を変えたい。

心配性な自分を変えたい。

子育て期(生後0~4ヶ月)の相談

Q3577:心配性な自分を変えたい。

子供に関する相談、というより私自身の問題ですが、タイトル通り心配性な自分を変えたいです。妊娠・出産してから一層心配性になった気がしています。 妊娠前は、(子宮の病気があったので)妊娠できなかったらどうしよう、 妊娠してからは、ローストビーフやレアチーズを少し食べちゃった、病気になっちゃったらどうしよう、この子は本当に無事生まれてきてくれるのだろうか、 出産してからは、突然呼吸が止まっちゃったらどうしよう、急に病気になっちゃったらどうしよう、外に出て感染症をもらったらどうしよう この子が大きくなって、犯罪にあったらどうしよう、事故にあったらどうしよう… 常になにかしら未来のことを心配してしまいます。どうしようもないことを心配しても無駄なのに…。 何かを悩んでいる時間、胸が苦しくなります。そのことばかり考えてしまう。主人には本当に心配性だね、と呆れられますが、私だっておおらかにどしんと構えていたい。でも気になってしまうんです。 どなたか、こんな心配性な性格を克服された方はいらっしゃいませんか? 2018-07-03 15:57
金澤直子先生
あなたは今、小さな赤ちゃんを前にわからないことだらけな中で、子の親になった責任の大きさにどうしたらよいか迷ったり心配になったりしていると思います。母親というものはそういうものです。私もそうでした。程度の差こそあれ、みんなそうだと思います。親になったことで、今まで気にならなかったことなど余計な細かいことまで気がついてしまうものです。 産後数ヶ月が経って、少し気持ちは落ち着いてきたでしょうか。産後はホルモンバランスも大きく変わることから、何かと気持ちが揺れて不安になる時期です。でも、そんな中においてもあなたは「心配性な自分を変えたい」と思っている。それは、とても良いことです。あなたが自分を変えたいと思っている真剣さが伝わってきたので、少し厳しいことを言いますね。 子どもが急に病気になったらどうしよう、外出して感染症になったらどうしよう、犯罪にあったらどうしよう、事故にあったらどうしよう…。確かにみんな心配なことではあるけれど、これらを心配するよりも前に、あなたがすることがあります。 そのようなことが起こらないよう、そしてもしも何か起こったときに子ども守るために何が大切か。答えは、かんたん。自分なりに勉強して「どうすればいいか」を知っておくことです。「心配する」ことって価値がありそうだけど、じつはそれほど価値はないのよ。なぜなら「心配する」ことだけでは子どもは守れないから。 子どもはどんどん成長していきますから、子どもの成長に合わせて「あなたが今、親としてできること」をまず考えて行動してください。わからないことは、わからないままにしないこと。真剣にそのことを調べたり専門家に聞いたりしましょう。 事故やケガも、親が事前にできることは多いもの。赤ちゃんのうちは、自分の意思で動くこともままならないし、子ども本人は何が危険なのかもわからないわよね。ねんね、はいはい、たっち、あんよ…どんどん興味関心や行動範囲は変わっていき、できることは増えていくけれど、それでも子どもは自分を守る術までは知りません。だからこそ、成長にあわせた親の対応が必要になるのです。子どもと言葉でコミュニケーションがとれるようになってきたら、「あぶないこと」は何なのかしっかりと常日頃から言って聞かせ、親がきちんと見本を見せることも大切です。 病気もそう。感染症をもらわないためにどうするか、感染症になったときどうするか…病気になる前だって、母親として知っておくべきことはたくさんあります。そして、病気にならない子どもはいません。もし病気になったとしても、病院はどこがいいのか、いざというとき頼りにする人をどうするかなど、事前に備えておけば安心です。備えがあれば、それだけ落ち着いて行動できるはずです。 親の心配な顔は、子どもに伝わって子どもを不安にさせるだけです。子どもには、親から守られている安心感が必要なのよ。もっと自分に自信を持ちましょうよ。 過去のことはもう気にしない。これからのことだけを考えていけばOK。子育てを通じて、子どもも親も成長していきます。あなたも自分自身のことを考える時間を少しでも持てるようにしてくださいね。

先生のプロフィール

妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
  • キーワードを入れて、その他の相談を検索!

関連の質問

関連の動画

からだと心の相談室お役立ち情報

powerd by babycome