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後期【恥骨・お尻・痛み・ベルト使用】

妊娠後期(5~9ヶ月)の相談

Q1887:後期【恥骨・お尻・痛み・ベルト使用】

後期に入り恥骨辺りが痛いんです。 立ち上がり時特に、そしてお尻のほっぺ辺りまで痛みが出だしました。 【毎回、よっこらしょ~ん~って】 立ち上がるのがしんどいです。 病院では骨盤の歪み、広がりでしょうとの事でした。 お腹がかなり出だしてベルトを辞めていました。痛みが出た経験された方 ベルトで改善されたなどありましたら教えてください。 指定された位置でベルトをしていて椅子に座るときつすぎないかも心配です。 位置についてのアドバイスや経験もあればお願いします。 2016-11-11 15:57
山本智美先生
妊娠末期になると恥骨痛で悩まれる妊婦さんは大勢いらっしゃいます。辛いですよね。恥骨は骨盤の全面部にある左右一対の骨のことをいい、左右の恥骨はへその真下のあたりで板状の軟骨をはさんでつながっています。この部分を恥骨結合部といいます。

妊娠すると骨盤が広がり、恥骨結合は妊娠中に平均4~5ミリ広がるといわれています。妊娠末期になるとお腹の赤ちゃんは下がり、骨盤が圧迫され恥骨結合部に負担がかかるために恥骨に痛みを感じるのです。痛みがひどい人は、寝返りができなかったり歩けなかったりします。痛みがひどい時には安静にすることが大切ですが、改善しない場合には整形外科の受診をお勧めします。

日常生活で注意することは、物を持ち上げたり運んだり、長時間立ったり、歩いたり、負担のかかる運動を避けましょう。また、足を組まないようにし、膝をわずかに開いて座ると楽です。

ベルトは、お腹まわりではなく骨盤まわりを計ってサイズを選びます。恥骨線上の太ももの骨の一番出っ張った場所(大転子/だいてんし)を確認し、ベルトの下部分が左右の大転子のつないだ線上になるように巻きます。わからない場合は施設の助産師に確認してもらうとよいでしょう。

先生のプロフィール

聖母病院(東京都新宿区)勤務。いつも妊婦さんの気持ちを大切に、優しく、ときには厳しくコミュニケーションしている。「相手の立場に立った、わかりやすい相談」がモットー。妊娠・出産・育児に不安を感じる妊婦さんたちを、安心に導くかたわら、近年は妊娠からの食育の提案する活動(妊娠食育研究会)、メンタルヘルスの支援、高校生の性教育にも積極的に取り組んでいる。
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