息子と私は信頼関係が築けていないのでしょうか
子育て期(生後1歳7ヶ月~2歳)の相談
Q1221:息子と私は信頼関係が築けていないのでしょうか
息子は1歳ぐらいからどこかに遊びにいくと、他のママの手を引っ張り遊びに誘い、私が「一緒にやろう」って言ってもどこかにすぐにいってしまう感じで、いつも信頼関係ができてないのかなと、その頃からずっと思っていました。思い返せば、転勤族で誰もいない土地で不安なまま子育てをして、私自身も不安定になったりしていました。今、息子は2 歳7 ヶ月ですが、私ではなく、他の人と遊びたいのは変わりません。パパがいれば常にパパ。私が息子と遊んでも、あまり笑いません。一時期は、あまり目が合わないなと感じたことがありました。
私が必死に笑わそうとしても、息子は笑わず…。今は少しよくなってきましたが、私が何かを質問しても、息子はほとんど答えてくれません。私は息子と信頼関係が築けていないのでしょうか。息子は、動くことが大好きで体操教室に行き始めたのですが、そこでも、教室の先生が「ママと一緒に座って○○をしましょう」というときでも、周囲はみんな自分のママと座ってやっているのに、恥ずかしがったりして、私のところにきてくれません。そのほかにも、初めて会った人とかが挨拶してくれても逃げたり、ベロを出して逃げたりします。恥ずかしいのも個性なのでしょうか。
(31歳/息子2歳7ヶ月) 2016/06/06
私が必死に笑わそうとしても、息子は笑わず…。今は少しよくなってきましたが、私が何かを質問しても、息子はほとんど答えてくれません。私は息子と信頼関係が築けていないのでしょうか。息子は、動くことが大好きで体操教室に行き始めたのですが、そこでも、教室の先生が「ママと一緒に座って○○をしましょう」というときでも、周囲はみんな自分のママと座ってやっているのに、恥ずかしがったりして、私のところにきてくれません。そのほかにも、初めて会った人とかが挨拶してくれても逃げたり、ベロを出して逃げたりします。恥ずかしいのも個性なのでしょうか。
(31歳/息子2歳7ヶ月) 2016/06/06

2歳7ヶ月。男の子だったらいらずら盛りね。男の子はいたずら好き。これからもお母さんの手を焼かせることも多いと思います。
あなたは、お子さんとの信頼関係が築けていないのではないかと不安になっているけれど、息子さんは、母親であるあなたには思う存分、いろいろとわがままを言っているのだと思います。「お母さんなら、困らせても大丈夫」と思っているのね。でも、それはお母さんに対する甘え。甘えることができるというのは、裏を返せば最大の信頼感を持っているということなのよ。信頼していない人には、そういう態度は示しません。だから大丈夫。もっと自分自身に自信を持ってください。
それから、転勤族ということですが、環境が変わることが度重なれば、普通のお子さんより「お母さんと二人でいる時間」が長かったんじゃないかしら。一般的にも女の人が子どもと遊ぶときは、どちらかというと「教育的な遊び」が多くなりがち。どちらかというと、男の子はじっとしてそういう遊びをするよりも、体を動かしたり、いたずらしたりが好きな子が多いわよね。息子さんも息子さんも動くのが好きだというから、お母さん以外と遊べるときは、きっと伸び伸びしているように見えるんだと思います。
子どもがいたずらすると、多くのお母さん「いたずらしないでね」と返しますが、いたずら好きの子にとっては、いつもそれでは窮屈に感じてしまうのかもしれません。それが続けば「お母さんにはぼくの気持ちはわからないよ」と思ってしまうこともあるでしょう。
また「初めて会った人にもきちんとご挨拶してほしい」という親の気持ちはわからないでもないけれど、この時期の子どもにそれを求めすぎないこと。初めて会った人がどんな人かどうかもわからないんだもの、ベロを出して逃げたりするのも、この時期の子どもの好奇心や警戒心の現れじゃないかしら。子どもは大人と同じじゃないもの。気持ちも少しずつ成長していくと見守ってあげましょうよ。
男の子の気持ちは、なかなかお母さんには理解できないところが多いものです。私も子どもと話が通じないとか、あとから子どもの気持ちに気づくとかそういうことがたくさんありました。でも、しっかりと愛情を持って接していれば成人したときには話も通じあえるし、信頼関係もより強くなるものです。恋愛上手は子育て上手。自分をあまり追い詰めず、自信を持って、子どものこともおおらかに見守ってあげてくださいね。
あなたは、お子さんとの信頼関係が築けていないのではないかと不安になっているけれど、息子さんは、母親であるあなたには思う存分、いろいろとわがままを言っているのだと思います。「お母さんなら、困らせても大丈夫」と思っているのね。でも、それはお母さんに対する甘え。甘えることができるというのは、裏を返せば最大の信頼感を持っているということなのよ。信頼していない人には、そういう態度は示しません。だから大丈夫。もっと自分自身に自信を持ってください。
それから、転勤族ということですが、環境が変わることが度重なれば、普通のお子さんより「お母さんと二人でいる時間」が長かったんじゃないかしら。一般的にも女の人が子どもと遊ぶときは、どちらかというと「教育的な遊び」が多くなりがち。どちらかというと、男の子はじっとしてそういう遊びをするよりも、体を動かしたり、いたずらしたりが好きな子が多いわよね。息子さんも息子さんも動くのが好きだというから、お母さん以外と遊べるときは、きっと伸び伸びしているように見えるんだと思います。
子どもがいたずらすると、多くのお母さん「いたずらしないでね」と返しますが、いたずら好きの子にとっては、いつもそれでは窮屈に感じてしまうのかもしれません。それが続けば「お母さんにはぼくの気持ちはわからないよ」と思ってしまうこともあるでしょう。
また「初めて会った人にもきちんとご挨拶してほしい」という親の気持ちはわからないでもないけれど、この時期の子どもにそれを求めすぎないこと。初めて会った人がどんな人かどうかもわからないんだもの、ベロを出して逃げたりするのも、この時期の子どもの好奇心や警戒心の現れじゃないかしら。子どもは大人と同じじゃないもの。気持ちも少しずつ成長していくと見守ってあげましょうよ。
男の子の気持ちは、なかなかお母さんには理解できないところが多いものです。私も子どもと話が通じないとか、あとから子どもの気持ちに気づくとかそういうことがたくさんありました。でも、しっかりと愛情を持って接していれば成人したときには話も通じあえるし、信頼関係もより強くなるものです。恋愛上手は子育て上手。自分をあまり追い詰めず、自信を持って、子どものこともおおらかに見守ってあげてくださいね。
先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。-
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