我慢はいつから。

子育て期(生後1歳7ヶ月~2歳)の相談

Q2449:我慢はいつから。

二歳四ヶ月の娘がいます。 好奇心旺盛でこれしたいあれしたいと毎日色んな事に興味をもって、親からしても新しい発見があり楽しいのですが、 食べる事も好きで、朝パンを食べた時に、一時間も経っていないのに、パン食べると言い出します。 そしたらもう少し遊んでから食べようか?といいますが、一度言い出すとパンパンと泣きながら叫びます。 朝食はパンに野菜スープ、野菜スティック、卵焼き等(その日によって)、フルーツを食べていて少なくはないと思います。 満腹中枢も三歳頃まではまだ未発達と聞いたことがありますが、そこで断固としてあげないべきでしょうか? まだ我慢をさせるというのは、遅い早いという言い方はよくないですが、私自身まだなのかな?とは思いますが、これからの事を考えると毎日どう対処すればよいのか悩んでいます。 2017-05-11 23:01
金澤直子先生
2歳4ヶ月、1番手を焼く時期ですね。 お子さんは、しっかりと朝食もとれているようですし、間食をこの時期から覚えさせるのは、避けたいところです。 補食と間食は別物。必要な量をいっぺんに食べることが難しいお子さんの場合は、補食で本来の食事の内容を補うことになります。しかし、その必要がないお子さんに、間食として子ども欲しがる好きなものを食事の時間でないタイミングで与えると、本来の食事では、食べて欲しい量を摂ることができず、栄養も偏ってしまいがちに。 「我慢させる、させない」というよりも、リズムのある生活習慣をしっかり身につけさせることが一番大事。お子さんの「健康と食事」という点から問題を考えると、答えは案外シンプルです。 1時間ぐらい経つと食べたがるということは、量的には問題なさそうに見えても、腹持ちが良くないのかもしません。 朝食のたんぱく質はしっかり摂れていますか? 食事の噛み応えはどうでしょうか? 同じ量を食べても、噛み応えがないものだとすぐにおなかが空いてしまいます。 「卵焼き等(その日によって)」とありますが、もしかしたらこのあたりが見直しのポイントかもしれませんね。 動物性たんぱく質は、腹持ちも良いのでしっかりと与えたいところです。パン食の場合、あまり柔らかすぎるものは避けましょう。食パンなら、しっかりとパンの耳もよく噛んで食べさせてくださいね。そうすることで、解決していくことも多いかもしれませんよ。

先生のプロフィール

妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
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