Q.11ヶ月、なかなか離乳食を上手に食べられず…
もうすぐ1歳になる子の離乳食について相談です。自分で食べようとするようになったのですが、なかなか上手に食べません。遊んでしまうこともあるので、つい私が食べさせてしまいます。で、いつも自分の食事は後回し…。子どもが上手に食べられるようになるためにはどうしたらいいでしょうか?
(お子さん11ヶ月 お母さん31歳)
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自分で積極的に食べようとするのは成長の証。とてもいいことです。でも、なかなか上手になんか食べてくれないし、遊び始めてしまうこともよくあることだから、焦る必要はありません。でも、だからといってあなたがずっと食べさせてししまっては、子どもも上手に食べるようになる機会を逃してしまいます。
手がかかるからと言って、あなたの食事は後回しにせずに、まずは一緒に食べることからはじめましょう。食事は1人でしても楽しくありません。親と同じ(離乳食用にアレンジした)おかずならなら、食卓も楽しくなります。あなたの食べる姿をしっかり見せてあげながら、いろんな声かけをしてみてください。お子さんもお母さんの真似を一生懸命真似ようとします。スプーンやフォークがまだ難しいようなら、手づかみでもいいのです。まずは1人で食べやすくしてあげるようにしてあげましょう。たとえば、
●大根、人参は軽く茹でてスティック状にして、マヨネーズとプレーンヨーグルトを同量まぜたものをつける。
●トーストも棒状にして、ジャムを湯で伸ばしたものにつける。
●魚の照り焼き、ハンバーグなども棒状にする。
●ご飯をラップで巻いて(海苔は使わない)、少しずつ取り出す。
など、少しの工夫で、子どもが手づかみでも自分で楽しく食べることができるようになります。1人で食べる楽しさがわかってきたら、子どもも次のステップへ進みやすくなります。ぜひ試してみてくださいね。
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▼ 金澤 直子先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
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