
Q.6ヶ月の「でべそ」が気になって…。受診の目安は?
6ヶ月の次男の「でべそ」のことで相談です。上の子もでべそ気味でしたが、いつのまにか気にならない感じになりました。ただ、下の子は、6ヶ月たっても飛び出るような感じの「でべそ」です。先日、6ヶ月健診がありましたが「そんなに気にすることはない、1歳までには治るわよ」と軽く言われました。ただ、泣いたりすると、もっと大きくなることがあるし、上の子のでべそ気味とは明らかに違います。早めに受診したほうがいいでしょうか。受診のめどなどをアドバイスお願いします。
(ママ32歳、お子さん生後6ヶ月)
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おへその部分は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときには「へその緒」が通っていたために、腹筋が未発達のまま生まれてきます。そのため、出生後に赤ちゃんが大泣きをするなどして「腹圧」がかかると、お腹の中から皮膚の薄いおへその婦分が押し出される形になって、その部分の皮膚が伸びてきていまい、いわゆる「でべそ」の状態になります。この状態は,腹筋が発達するにつれて良くなってくるので、通常は1歳前後になると改善されますが、中にはその頃になってもおへその皮膚がたるんでしまったままになることもあります。生後6ヶ月であれば、まだでべそが大きくなることもあるかもしれませんが、1歳頃までは様子を見て、お誕生過ぎ頃になってもまだ気になるようであれば改めて相談してみてはいかがでしょうか。
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▼ 加部 一彦先生のプロフィール
埼玉医大総合医療センター新生児科教授、小児科医。新生児集中治療室(NICU)で、主に早産のために小さく生まれたり、生まれてすぐに何らかの病気をかかえ、入院となった赤ちゃんのお世話を生業としている他、医療安全や病院建築など幅広い領域に関心を持って活動中。すでに社会人となった3人の息子達とはSNSで情報交換したり、時には飲みに行ったりと、「オトナの付き合い」ができる様になった事を喜んでいる。著書に『新生児医療は、いま』(岩波書店)、『障害を持つ子を産むということ』(中央法規出版)など。
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