生理は医療の中では「生理と病理」、すなわち正常な状態と病的な状態という意味で使います。できれば「月経」という言葉を使ってほしいと思います。(でも確かにゲッケイという語感は良くありませんね)。健康的な月経は、25~40日の周期で、持続は3~7日間。多少の痛みはあっても日常生活に支障はない程度。量は30~160gぐらいで、多少のかたまりはあっても良い。この範囲からはずれている時、基礎体温を測って、低温相と高温相が区別できない時は、ホルモンのバランスが崩れている可能性があると考えます。専門家に診察、または相談する必要があるでしょう。病院や診療所の産婦人科・思春期相談室・保健所・保健室などです。生理痛(月経困難症)をがまんしている必要はないし、量が多い時にはそのままにしておくと貧血になることがあります。また長期間バランスが崩れたままにしておくと、妊娠し難いことがあったり、何か病気が隠されているということもあります。
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▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。
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