排卵日から数えて4日目ということは受精卵は(受精したとして)卵管の中です。レントゲン線に暴露して、そのレントゲン線がちょうど受精卵に当たり影響を与えたとすると、着床できない可能性が大きいです。しかし私達には、受精しなかったのか、受精したけれど着床できなかったのかを区別する方法ははありません。結果は1日2日の月経のズレがあるかどうかのことです。もし当らなければ、当然レントゲンの影響は無い訳ですから、全く心配ない訳です。
結論:「ああ、また妊娠しなかった」となるか「妊娠した。良かった」のどちらかというだけで、何も心配することはないのです。内視鏡の影響は全くありません。レントゲンの検査は、医者の指示のままに受けるのではなく、月経開始から排卵までの間に受けるように自分で考えて、その期間にはレントゲン検査を受けたくないと言うべきです。
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▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。
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