
Q.二人目不妊、二人目希望しています!!
二人目を希望して2年、薬で卵子を大きくしてからのタイミング、注射でのタイミング
どちらとも授かることはできませんでした(/_;)/~~注射で私はOHSSになりやすく、
もう体外受精がいいといわれました↓
私の行ってる病院ではあまり先生は説明をされません↓
私の病院では薬がダメなら注射、注射がだめなら大きい県外の病院へ、という流れです。
結局自分の体の何が悪かったのかもいまいちわからないのです、ただ卵子が小さいと言われました。二人目希望で病院にいってからは検査は何もされませんでした。他に方法はあるのでしょうか??
1人目はOHSSになりながらその病院でさずかりました(/_;)/~~耐えて通うほうがよかったのでしょうか?いまは通院をやめています。
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文面から推測できるのは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の存在です。卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になりやすいことと卵胞(卵子は超音波では見えませんので卵胞のことです)が小さいことがキーワードです。
PCOSは無月経を引き起こす代表的な病気で、卵巣の中に卵胞はたくさんできますが育ちにくいため、排卵しにくい状態になります。PCOSの方が排卵誘発剤を使用した際には、多くの卵胞が発育して卵巣が腫れ、腹水がたまることなどにより、腹部膨満感や腹痛、呼吸困難などを生じてOHSSになりやすいことが知られています。
PCOSの方には、レトロゾールが有効です。実際に海外ではPCOSにはレトロゾールが第一選択になっています。しかし、日本ではレトロゾールが健康保険の適応外の薬剤であるため第一選択ではありません。レトロゾールは小さい卵胞を消す作用があり一つの卵胞が育ちますので、OHSS予防にもなります。また、PCOSでは糖代謝異常(糖尿病予備軍)が合併することが多くありますので、糖代謝異常の鋭敏な指標であるHOMA-R検査をお勧め致します。
PCOSの領域は大きな進歩がありますので、最先端の知識を元にした医療が望まれます。しっかりとした排卵があっても妊娠しないようでしたら、人工授精、体外受精へのステップアップを考慮します。35歳未満の方でしたら「タイミング2〜3回→人工授精5〜6回→体外受精」が良いでしょう。
確かに、注射でOHSSになりやすい方は体外受精が望ましい手段ですが、注射を使わない上記の方法を試してみる価値は十分あると思います。
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▼ 松林秀彦先生のプロフィール
慶應義塾大学医学部卒業後、アメリカインディアナ州メソジスト病院生殖移植免疫センター研究員、東海大学医学部産婦人科准教授などを歴任し、2013年に「男性と女性を同時に診療する」コンセプトで設立した不妊センター、リプロダクションクリニック大阪院長に就任。1人でも多くの方が子どもを抱けることを目指して尽力している。
また、治療に対する夫婦の温度差、周囲からのプレッシャーといった「不妊症の心のケア」にも取り組み、さまざまなメディアで取り上げられている。
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そちらは総合病院でしょうか?不妊専門のお病院でしょうか?
そこそこのやり方があるのでしょうけれど、私の場合はタイミング→人工授精→体外受精というふうにステップアップをしていきました。幸い、人工授精で授かっていますが、
方針などについては主治医とよく話し合われての結果なのでしょうか?
県外しか他には病院はありませんか?可能であれば検査をお勧めします。