薬の併用と相互作用(くすりのへいようとそうごさよう)

ほかに薬を使っていれば報告する

図「無題」
 同時に複数の薬を服用することを薬の併用といい、この併用によって生じる作用を薬の相互作用といいます。
 患者がほかの薬を服用していることを医師に報告しなかったために、相互作用が起こり、治療や健康に支障をきたすことがあります。
 たとえば、耳鼻科で処方された薬を服用し、同時に小児科で処方された薬を服用するというようなケースです。
 耳鼻科を受診していることや、使用している薬を小児科医に報告すれば、医師は相互作用が問題になる薬を避けて処方することができます。しかし、なにも報告がなければ、組み合わせの悪い薬や、成分が重複するような薬が処方される可能性があります。
 現在服用している薬は、かならず医師に報告することが大切です。また、なるべく同じ薬局(かかりつけ薬局)で薬を購入するようにし、おくすり手帳を活用すると、薬の重複を防ぐことができます。
 市販薬を購入する場合も、かかりつけ薬局の薬剤師に、病院で処方されている使用薬を報告することが重要です。

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