二次性徴出現時期の異常(にじせいちょうしゅつげんじきのいじょう)

 思春期の性徴の現れ方には個人差が大きく、早い子もいれば遅い子もいます。しかし、極端に早かったり遅かったりする場合には、ホルモン異常などが考えられることがあります。以下の項目をめやすにして、心配なときは早めに小児科医に相談しましょう。

出現年齢が早すぎる場合(思春期早発症)


[男子]


①9歳未満で陰茎の発育、精巣容量が4mL以上に発育したとき。
②10歳未満で陰毛が発生したとき。
③11歳未満で腋毛、ひげが生えたり声がわりがあるとき。

[女子]


①7歳未満で乳房が発育したとき。
②8歳未満で陰毛が生えたり、小陰唇の色素沈着など、外陰部の早熟、腋毛が生えはじめたとき。
③9歳未満で初経(性器出血)が現れたとき。

出現年齢が遅すぎる場合(思春期遅発症)


[男子]


①15歳をすぎても陰茎、陰嚢、精巣の発育がまったく起こらないとき。
②16歳をすぎても陰毛が生えないとき。

[女子]


①14歳をすぎても乳房が発育しないとき。
②15歳をすぎても陰毛が生えないとき。
③16歳をすぎても初経(性器出血)がみられないとき。

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