化膿性骨髄炎(かのうせいこつずいえん)

どんな病気?


骨の中の骨髄に細菌が侵入して炎症を起こす病気です。子どもでは急性の化膿性骨髄炎が多くみられます。

症状


おもに上肢や下肢の骨に炎症が起こります。寒けがして発熱し、患部がはれて痛みます。足や手を動かすことができにくくなります。

原因


黄色ブドウ球菌などがおもな原因菌です。扁桃炎(「急性咽頭炎・扁桃炎」)などを起こす菌が血流にのって感染することが多く、傷から感染することはまれです。

治療


患部を冷やし、同時にギプスで固定して安静を保ちます。抗生物質を点滴し、手術で膿などを除きます。

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