母から子へ〜正しい日本語を使っていますか〜
- 2018-07-30 09:33
- 一般公開
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先日、新聞の投書欄を読んでいたところ、12歳の中学生から寄せられた文章が目にとまりました。
『どうして若者は何でも略そうとするのだろう。テスト対策を「テ対」、クリスマスパーティを「クリパ」と話しているのを聞いたことがあるが、これでは何のことだかわからない』と始まるその投書は、なんのことだかわからない言葉が子どもたちに伝わることで世代間のコミュニケーションがとれなくなることへの危惧についての意見が綴られ『日本の文化を消さないためにも、正しい日本語を使うべきだと思う』と締めくくられていました(読売新聞投書『気流(U-25)』2018.7.17より)。
最近、同じようなことを感じる場面に出くわすことが多く、この頼もしい投書に、私は胸のすく思いがしました。
子どもたちには、TPOに応じた正しい言葉を使えるようになってほしい…。
人は、限られたコミュニティで一生をすごすことはできません。子どもたちは成長し、ゆくゆくは大きな社会で生きていくことになります。
略語や流行り言葉も限られた仲間内で、その言葉が通じるもの同士、使うならばいいでしょう。しかし言葉は人と人とをつなぐもの。互いのコミュニケーションをとるためには時と場合によって相手に「正しく伝わる言葉」が必要になります。
つながりを深めるのも言葉、関係を遮るきっかけにもなるのも言葉です。
子は親のいうことはきかないけれど、親のすることはまねるとよく言います。使う言葉も同様ですね。
子育てをしながら、親も子に育てられていくもの。
子どもに正しい言葉を使ってほしければ、まずは親から。そのことを忘れないでほしいなと思います。
『どうして若者は何でも略そうとするのだろう。テスト対策を「テ対」、クリスマスパーティを「クリパ」と話しているのを聞いたことがあるが、これでは何のことだかわからない』と始まるその投書は、なんのことだかわからない言葉が子どもたちに伝わることで世代間のコミュニケーションがとれなくなることへの危惧についての意見が綴られ『日本の文化を消さないためにも、正しい日本語を使うべきだと思う』と締めくくられていました(読売新聞投書『気流(U-25)』2018.7.17より)。
最近、同じようなことを感じる場面に出くわすことが多く、この頼もしい投書に、私は胸のすく思いがしました。
子どもたちには、TPOに応じた正しい言葉を使えるようになってほしい…。
人は、限られたコミュニティで一生をすごすことはできません。子どもたちは成長し、ゆくゆくは大きな社会で生きていくことになります。
略語や流行り言葉も限られた仲間内で、その言葉が通じるもの同士、使うならばいいでしょう。しかし言葉は人と人とをつなぐもの。互いのコミュニケーションをとるためには時と場合によって相手に「正しく伝わる言葉」が必要になります。
つながりを深めるのも言葉、関係を遮るきっかけにもなるのも言葉です。
子は親のいうことはきかないけれど、親のすることはまねるとよく言います。使う言葉も同様ですね。
子育てをしながら、親も子に育てられていくもの。
子どもに正しい言葉を使ってほしければ、まずは親から。そのことを忘れないでほしいなと思います。
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