どんな病気?
生まれつき耳介(耳たぶ)が小さい、一部が欠損している、まったくない、などの状態を小耳症といいます。外耳道の狭窄や閉鎖をともなうことがあります。
治療
本人の肋軟骨を切り出し、耳介のフレームをつくります。これを耳の位置の皮下に埋め込みます。6か月前後の間隔をおいて、耳の裏側の皮膚を切り離し、埋め込んだ耳介を引き出します(耳起こし術)。皮膚が欠損した耳の裏側の部分に、鼠径部などの皮膚を移植します。手術時期は、心理面や肋軟骨を採取することを考え、10歳前後をめやすにします。
あなたへのひとこと
耳介形成術は、技術的に高度で、医師によって差がでやすいもの。経験豊富な形成外科医の手術を受けることをお勧めします。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。