陥没乳頭(かんぼつにゅうとう)

どんな病気?


 乳頭が乳輪に埋まった状態(Q)乳首が陥没しているのが気になるけど……)。軽度では乳頭を刺激すると出てきます。刺激をしても出ないときは、授乳が困難なため治療が必要。

治療


 二つの方法があります。一つは、ニプレットという器具を使う方法です。注射筒の先にカップがついた形をしていて、乳頭を吸引します。医師の指導を受けたあと、自分で行えます。半年以上の使用で改善がみられます。
 二つめは手術です。乳管周囲の線維を切り離して乳頭を引き出したあと、糸でつり上げて固定します。どちらの方法をとるかは医師と相談します。

あなたへのひとこと


 思春期ごろは乳首の形を気にしがちです。しかし、発育途中に治療を行うと再発する場合があります。治療を受けるなら、乳房が成熟してからがベストです。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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