レジオネラ症の感染と予防(れじおねらしょうのかんせんとよぼう)

 土の中や河川などにいるレジオネラ属の細菌が、粉塵などによって生活用水の中に入って増殖し、とくに、高齢者や免疫力が低下した人の呼吸器から感染します。
 発熱、筋肉痛、頭痛などのかぜのような症状が現れて、4~5日でおさまるタイプと、高熱、せき、膿の混じった痰、意識障害などがでて重症化するタイプとがあります。
 殺菌などの管理をきちんと行っていない温泉や24時間風呂、加湿器や空調用の冷却塔などが、感染源になります。24時間風呂は、週に数回水を替えて、浴槽、ろ過装置、配管の消毒や洗浄をおこたらないようにしましょう。加湿器は、タンク内部の洗浄や水の取り替えをこまめに行って予防します。公衆浴場や温泉などの衛生管理は、条例などにより指導が行われています。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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