吐血の色は場所によってちがう(とけつのいろはばしょによってちがう)

 同じ吐血でも、どこからの出血かは色で区別がつきます。食道からの出血は、すぐにそのまま口から出てくることが多いので、赤い色をしています。これに対して、胃や十二指腸からの出血は、血液中のヘモグロビンが胃液中の塩酸と結びついて塩酸ヘマチンという成分になるため、コーヒーのような茶褐色をしています。
 また肺からの出血の場合も赤色ですが、せきや痰が出るなど肺の症状をともなうので区別ができます。

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