働いているママの多くは、あなたと同じような悩みを持っています。
でも、仕事をすると決めたのだから、生産性のある考え方をしましょうよ。
からだの調子を整えていくために、具体的に何ができるのか考えていきましょうか。
・食事の内容、量、調理方法、味付けなど、下の子の発育や体調に合った内容にする
兄弟がいると離乳食が終って普通の食事が食べられるようになると、上の子の食事内容にあわせがち。
下の子にとっては味付けが濃すぎたり、量が多すぎることもあって、おなかの調子を悪く
しているのかも。精神的な部分は背伸びしてもいいけれど、からだの発達に関わることの
背伸びは禁物。
・しっかり向き合って、「なあに?」と話を聞いてあげる
忙しいときに「ママ、ママ」と言われると「後でね」と言いたくなるわよね。でも、「後で」は禁句!
子どもってママが自分の方を見ていないと敏感に気づくの。
胃腸の調子は心理的な影響も出やすいので、どんなに忙しくても、1分でいいから「なあに」
としっかり話を聞いてあげましょう。
先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。