「長年ピルを服用していた」としても、妊娠できたとすれば、「ピルの影響」が無くなったから妊娠できたのです。
何故ならピルは排卵を抑える薬ですから、ピルの効果が消え去ったから排卵したのです。そして妊娠したのです。
妊娠したということは、受精し、着床し、順調に発育を始めたということです。
もしその後、流産したとすれば、受精した卵が順調に発育できない何かがあったと考えられますね。
その原因はピルの影響がまだ残っていたのかもしれませんし、そうではないかもしれません。
ごく普通の人が妊娠しても10~12%は流産するという事実があるからです。
流産を恐れないで下さい。
受精して大きくなりつつある胎芽は自分のからだを使ってあなたに、ピルの影響が無くなったかどうか、自分のからだに異常が無いかどうかをあなたに教えてくれたのです。
月経不順は妊娠し難い原因と
先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。