
Q.帝王切開で出産したことに引け目を感じてしまう
現在4ヶ月になる女の子は帝王切開で生まれました。自然分娩の予定だったのですが、陣痛が弱く、丸1日待ちましたが結局帝王切開での出産となりました。
生まれた子は何の問題もなく、元気に育っています。
でも、できるだけ自然なお産をしたいと思っていたので、下から産めなかったことが少しひっかかっています。夫の母にも、帝王切開だと子どもが弱くなるのではということを遠まわしに言われたり、そのときは気にしていなかったのですが、なんだか自分が悪かったのかと責めてしまいます。
ほかのママたちと会っても、普通分娩だったか帝王切開だったのかがとても気になり、普通分娩の人にはひけ目を感じてしまいます。
まさか自分が帝王切開になるとは思わなかったので、いまだに気持ちが整理できません。
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まさか帝王切開になるとは思わなかったといっても、子育てはこれからもそんな「まさか」の連続です。その度「まさかそうなるとは思っていなかった」なんて言っていても仕方がないわよ。大切なのは、まさかの時でもどれだけ自分を見失わないでいられるか、自分がちゃんと確立されているかです。
今回はお子さんが元気に育っているのだし、あなたがぐらぐら揺れることはないはず。どうしても気になってしまうなら、一人でもやもやと悩んでいないでパートナーに話すことが大事ですよ。でも仕事から疲れて帰ってきたパートナーに、あいまいな悩みを話しても、たいていは聞いてくれないのではないかしら。
まずは、気になっていることを紙に書き出してみましょうよ(パソコンのワープロで打つのではなく、こういうときは紙がいいわね)。何が問題か自分でわからないまま、不安ばかりが大きくなっていることがあるから、書き出して整理してみると、パートナーも相談に乗りやすいと思います。でもね、たいていは書いたことを改めて見ると、自分でもばからしくなっているはずです。
そうはいっても、単に愚痴を言いたい、誰かに聞いてほしいというときには、パートナーではなく友だちがいいわね。愚痴を聞いたり言ったりし合える「おたがいさま」の仲の友だちに救われることは多いですよ。
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▼ 金澤 直子先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
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