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妊娠初期(1~4ヶ月)
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2002-05-01T00:00:00+0900 2002.05.01

Q.妊娠がわかる前の暮らしのことを考えると 胎児への影響が不安

妊娠がわかりました。5週目ということです。私はサーフィンが趣味で毎週末ほとんど海にはいっていました。(かなりハードなスポーツだと思います。)

また、お酒がすきで毎日のように飲んでいました。妊娠がわかってからは飲む気にもならないし海に入るのももちろんやめますが妊娠初期にこのような生活をしていたことが胎児に影響しないか心配でしかたありません。

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妊娠中にマラソンを続けた人もいました。試合に出ていたプロゴルファーもいました。だいたい妊娠がわかるのは、月経が遅れたことで気がつき妊娠反応をやって初めてわかるのです。この時は妊娠4~5週です。妊娠初期にスポーツをやっていることが胎児に影響することを心配するのであれば、子作りをしようと決めたら、スポーツをやめ、お酒をやめ、タバコをやめ、乗馬もオートバイも諦め、医者は麻酔医をやめなければなりません。それでも、1ヶ月後に妊娠するか、6ヶ月後になるか1年後になるかはわからないのです。そんなことは普通はできないのではないでしょうか?できる人はやっても良いと思います。しかし宇宙線も、排気ガスも様々な化学物質も避けなければならないかと悩むことになりませんか?「毎晩のようにお酒をのむ」のはやめてから、子作りに励むのでしょうか?これらのことができたとしても、産まれて一週間以内に診断される赤ちゃんの先天異常は0.7~0.9%もあるのです。妊娠してから、育児を終わるまでの妊娠子育て環境を、パートナーと一緒に整えることが大事だと思います。

2002-05-01T00:00:00+0900
  • ▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール

    • 元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。

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