
Q.CST試験について教えてください。
妊娠35週から里帰り出産をする医院に通い始めました。先日の検診時、子宮口が全く開いていないからと、手でグリグリと刺激され(卵膜剥離と言っていましたが)ました。また、37週にはCST試験を行うとのことでした。陣痛促進剤を使うので、そのまま産まれてしまう可能性もある試験らしく、お医者さんの都合で出産を早められようとしているのではないかと不安です。NST試験はよく耳にしますが、CST試験って一般的に行われているものなのでしょうか。
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35週以前は、しっかり子宮口が閉まっていた方が良いのです。ですから、その状態なら異常なしですから何も言いません。
しかし、産み月になって、まだ堅いようだと今度はなかなか生まれず、分娩予定日を過ぎてしまうことが心配になります。分娩予定日を過ぎると胎盤機能が弱くなり、胎児が苦しくなることも考えなければならないからです。
NSTは定期的な子宮収縮が無い状態での胎児が「元気かどうか」を見る検査です。しかし、それでは陣痛が始まった時に、子宮収縮の影響を胎児が受けやすいかどうかが判りません。それで子宮収縮剤を使って定期的子宮収縮が起こった時にも、胎児が影響を受けないかどうかを確かめる検査がCSTです。
子宮が分娩の準備が進んでいる場合には、この検査だけで、陣痛が始まることがありますが、陣痛をそんなに簡単に人工的に起こすことはできません。
子宮収縮剤を使う検査をするからといって、自分の都合でお産を早める医者と言えるかどうかは判りません。
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▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。
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