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2002-03-01T00:00:00+0900 2002.03.01

Q.超音波の影響って?

9週目の妊婦です。

義母が、「超音波は、お腹の子供になにかしら影響を与える」と言い続けています。「お腹の写真など、見る必要はない」とまでさえ、言われてしまいました。同居ではないので、それほどうるさくは言われていませんが、こんなに心配してくれているのに、黙って超音波を受けてしまっていいのか、悩んでいます。



まだ、超音波は受けていませんが、もうすぐ初診を受けます。多分超音波を受けるように、指示されると思いますが、どう対処したらいいのでしょうか?「超音波写真を見ると幸せな気分になる」という、妊婦さんの話を聞くと、うらやましくなります。

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超音波の影響について。1)超音波は人間が耳で聞く事の出来るよりも遥かに高い周波数の音波です。機械の洗浄や消毒に使う事もありますが、検査で使う場合の出力は、洗浄・消毒の場合の出力の1000分の一です。また動物や細胞を使った検査用の超音波機器でのテストでは障害を起こさない事が分っています。以上より妊娠初期に使う事もおおよそ安全という事が言えます。2)それでは超音波検査を行う意味はどのような事でしょうか。a)妊娠の異常がないかどうか流産(頻度10~15%)、子宮外妊娠(頻度1%弱)、胞状奇胎(頻度0.2~0.5%)、多胎(頻度0.5~1.4%)等の診断は1~3回の超音波検査でつける事が出来ます。b)妊娠週数=分娩予定日の決定月経不順の人、流産や分娩の後一度も月経のこないうちに妊娠した人では、分娩予定日をきめるのは難しいのです。しかし超音波検査で胎児の大きさ(頭殿長)を計測する事によって、分娩予定日をきめる事が出来ます。切迫早産や予定日超過妊娠の場合に安全に分娩できる様にするのに大切な事なのです。c)胎児の先天異常の診断1%くらいの頻度ですが、妊娠中に特に注意が必要な場合もありますので、あらかじめ診断がついていた方が良いのです。d)妊娠中期以後でも超音波検査でしか判らない異常はあるのですが今回は質問から離れるのでこれまでとします。3)現在通常診療に超音波診断装置が使える国では、妊娠初期に数回、妊娠20週前後と妊娠30週頃、妊娠36週頃に一回検査をする様にしているようです。もちろん、妊婦さんが超音波の害の方を重く考えて、検査をしたくないと申し出れば、検査をしないですます事は出来ます。しかし、妊娠の経過によっては予後に大きな影響を与える可能性のある異常が強く疑われる時(例えば全置胎盤・水頭症・骨盤位・胎児発育遅延など)には、母児の安全を考えてもう一度超音波検査をすすめる事もあるかも知れません。

2002-03-01T00:00:00+0900
  • ▼ 堀口貞夫先生のプロフィール

    • 元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。現在はJR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)にて、女性のからだと心を両面からサポートしている。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。

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