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妊娠初期(1~4ヶ月)
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2003-09-12T00:00:00+0900 2003.09.12

Q.第2子の妊娠に、「しまった!」という気持ちが

私は31歳。第2子を妊娠して11週です。第1子は2歳2ヶ月です。今回の妊娠が診断された時、嬉しいのと同時に「しまった」という気持ちがありました。1人目が1歳になるまで体力的、精神的に本当に辛く、毎日泣いたりはもちろん、病院に通ったり薬を飲んだりの毎日でした。主人の仕事は休みが少なく、子どもが産まれた直後から全くの休みなしになりました(会社にそうさせられたのでなく、自分から望んでその仕事を始めました)。周りに援助してくれる人もおらず、なぜこの時期に……と、納得できない気持ちと、主人のやりたいことを応援できない自分に自己嫌悪と、自分自身が社会復帰できないどころか休めないのが辛かったです。子どもが2歳を過ぎて少し手がかからなくなった今、少しずつ自分のためのことができるようになった矢先、第2子を産むことに躊躇しています。主人と話し合って中絶の話も出ました。しかしそれも、一生後悔するようで、かと言って産んでがんばるという勇気もありません。わがままな相談かもしれませんが、どうして良いかわからず、つわりも苦しく辛いです。

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●「しまった!」と多くの人が思いますよ中絶するかしないか、それは結局親2人で決めることですね。でも妊娠がわかって「しまった!」と思っている人は日本中に数えきれないほどいるはずよ。私の友人にも、3人目の妊娠がわかった時「しまった!」と思った人がいましたよ。でも、30数年たった今は、その「しまった」と思った子どもが一番の心の頼りになっているそうで、この娘がいてどんなに助かったか!と心から思うことが多いなどという話もあります。要は、子どもを授かったという事実がわかっただけの今、「しまった!」か「よかった!」かの結論は出ないものですよ。●2人の育児ってどんなもの?育てる子どもが増えると育児の負担が大きくなる、と嘆く人にこれだけは言っておきますが、3人育てることは、1人育てることの負担が3倍になるものではありません。一度通った道は近く感じるもの。2人目の子育てはラクよ~。また、夫君にはガンガン働いてもらうという選択肢もあるのでは?この御時世に、仕事を増やして稼ぎを多くできるなんて歓迎すべきこと、とも受けとれることかも。今の役割を「負担」と思うよりも、育児を2人で「分担」している意識が必要なこともあります。●つわり時に考えたことでものごとを決めないでわがままな相談かもしれないと思っていらっしゃるけど、どうぞどうぞ!つわりの時は本当に辛いもの。辛い時にはいろいろマイナス面ばかり思い浮かんでしまうもの。いまの自分は特別なんだ、くらいに割り引いておきましょう。●できることからやってみて子育て中休めないことへの対策案をひとつ。近所にママ友だちはいますか?お互いに子どもを預けあって、預けている間は交代で休んだり、自分が楽しめることをするのです。あなたが今、まず自分でできることはないかしら。ゆっくりさがしてみてくださいね。

2003-09-12T00:00:00+0900
  • ▼ 金澤 直子先生のプロフィール

    • 妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。

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