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2002-11-01T00:00:00+0900 2002.11.01

Q.妊娠中の喘息薬と胎児への影響

妊娠中の喘息の薬の事で相談します。ただいますでに妊娠25週ですが、ずっと気になっている事があります。子供の頃から喘息で妊娠6週目から12週頃まで具合が悪く薬をずっと飲みました。飲んだ薬はテオドール200、スピロペント、吸入薬で、メプチンエアーを使ってます。

妊娠する前から飲んでいて妊娠した時に産婦人科の先生には飲んでいる薬を報告したところ「別に何も問題ないからこのまま飲んでなさい」と言われました。ですが、なんとなく心配でいまだにずっと気にしているしだいです。どうかお返事のほうよろしくお願いいたします。

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喘息を罹患している人は多いので、治療中に妊娠する人もたくさんいます。最近の治療法は喘息発作を起こした時だけではなく、継続的に薬物療法をして、強い喘息発作を起こさないように予防する方法がとられるようになって来ました。したがって、クスリを飲んでいる時に妊娠する人も多くなっているのです。テオドール、スピロペントともに、虎の門病院妊娠と薬の相談室の薬剤危険度評価基準では1~2点で、ヒトでの催奇形性を示した例はないとされています。メプチンについては、手許の本では記載がないのですが、スピロペントと同じような作用の薬剤ですので問題はないと考えられます。

2002-11-01T00:00:00+0900
  • ▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール

    • 元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。

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