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2002-10-01T00:00:00+0900 2002.10.01

Q.ヨウ素摂取と、妊婦への影響

現在妊娠28週です。妊娠中のヨウ素の摂取についてお伺いします。
のどの痛みがあったので、のどに薬品を直接スプレーする薬を買いました。「使用上の注意」を読むと「妊娠中の方は医師に相談の上云々」と明記してあり、とりあえずメーカーに問合せました。返答は「薬品の成分であるヨウ素を赤ちゃんが代謝することができないため、使用は避けて欲しい」とのことでした。

1回使ったきり控えていますが、やはりこのまま止めた方がよいのでしょうか?それとも、アルコールの摂取などと同様「飲まないにこしたことはないけれど、少しだけならいい」程度の問題だと考えてよいのでしょうか。使用するとしたら、1週間程度、1日に4~5回程度だと思います。薬も飲めませんし、これが使えないとなると、うがい以外に対策がない感じです。

また、ヨウ素が赤ちゃんに取り込まれると、どんな弊害があるのでしょうか、教えて下さい。よろしくお願い致します。

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長期間ヨウ素(ヨード)が、胎児に取り込まれていると甲状腺がはれたり、甲状腺の機能低下が起こったりする可能性があります。しかしスプレーを数日使ったくらいではこのような事はまず無いと考えられます。うがい薬の方が吐き出してしまうだけ吸収は少ないと考えられます。「飲まないにこした事はないけれど、少しならいい」は常識的で正しい考え方だと思います。

2002-10-01T00:00:00+0900
  • ▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール

    • 元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。

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