【産後のヨーガ】「座位で前屈」で子宮収縮を促進
産後におこないたいヨガのボーズ
産後に行いたいヨガのポーズをご紹介します。このポーズはからだを前に倒して腹部を圧迫するため、妊娠中に行うことはできません。しかし産後に行うと、子宮をマッサージしてその収縮を促進します。ここでは正座から行うポーズを紹介していますが、両足を組んだ姿勢で行う方法もあります。

Now Exercise!
産後のヨーガ「座位での前屈」
1.正座をして(A)両手を床につけ、息を吸いながら背中を伸ばし、吐きながら前方に倒れて両手を前に滑らせます。
2.その時、両ひじも伸ばして、お尻がかかとから浮かないように気を付けましょう。
3.手の指を組んで手のひらを返して伸ばすと、よりいっそう肩の関節が伸びます(B)。
4.息が苦しくなる前に、息を吸いながら、もとの正座に戻ります。
マタニティビクスのQ&A

Q.妊娠の時期に応じてヨガのポーズも変わるのですか?

A.マタニティヨーガでは、妊娠の時期に応じた体操法が考えられています。たとえば、妊娠中には大きな子宮の圧迫による骨盤のゆがみを取ったり、お産しやすいように骨盤底を開くような体操をします。また産後は、弱くなっている腹筋強化や子宮収縮を促進したりする体操を行います。