【正しい姿勢でお産を楽に】基本的な立位の姿勢
正しい姿勢で分娩の緊張を取り除く
お産の際、分娩台でいきむ時に背中を反ってはよくありません。背中を丸めて、おへそを見るように顔を上げ、腰も後ろに丸くして、おしりを前に突き出していきんだ方が、産道が1つの曲線となり、より楽にお産ができます。
骨盤についている筋肉は骨盤を引っ張り、その傾きを決めますが、腹筋が弱ってくると、骨盤の前を引っ張りあげる力が小さくなり、骨盤の前が下がります。この不自然な状態が長く続くと、背骨はその動きがぎこちなくなり、ちょっとしたことで腰痛が生じます。
また、おなかが大きくなると、腰は反りがちになり、背中や腰の筋肉に過度の緊張が生じてしまいます。正しい姿勢を保つことで、これらの緊張をとりのぞきましょう。

Now Exercise!
正しい姿勢で緊張をとりのぞく!「基本的な立位の姿勢」
A.両足を平行に少し離して、ひざをしっかり伸ばし、足の前後に同等に体重をかけます。胸は息を吸って持ち上げて、両肩と腕の力を抜きます。
B.腰が反らないように腹筋を軽く収縮させて、骨盤の前を持ち上げてください。
マタニティビクスのQ&A

Q.普通のヨーガでもいいのでしょうか?

A.普通のヨーガは妊婦さんを考慮したものではありません。妊娠中の方にはマタニティ・ヨーガをおすすめします。