血(386件)
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新生児の病気
出産によって起こる特有の変化や病気があります 新生児とは、出生した日を日齢0とし、日齢28未満の赤ちゃんのことをいいます。ただし一般的には大まかに、出生してか…
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新生児仮死
どんな病気?酸素が胎盤から十分に供給されず、胎児が仮死状態で生まれてくるものです。 症状 仮死の程度は、全身症状でみるために評価がむずかしく、世界的にアプガース…
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頭血腫
どんな病気? 胎児が産道を通過する際に外力を受け、頭蓋骨の骨膜の一部が剥離したり、血管が破れたりしてできる血腫(血がたまったもの)です。 症状 生後数日のあいだ…
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帽状腱膜下出血
どんな病気? 頭部が暗赤色にはれ、ときには大出血を起こし、貧血やショック状態になることがあります。 症状 生後数時間から1日のうちに出血がすすみ、頭部が暗赤色に…
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新生児の頭蓋内出血
どんな病気? 頭蓋骨の内側に起こる出血で、頻度は少ないですが、発症すると重篤な場合が少なくありません。 症状 場所により硬膜下出血、くも膜下出血、脳室内出血、脳…
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生理的黄疸
どんな病気? 生後2~3日めから肌の色が黄色みを帯び、4~5日ごろピークになりますが、しだいに消えていきます。 原因 胎児は赤血球が多い多血症の傾向があり、赤血…
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新生児メレナ
どんな病気? 生後5日くらいまでに消化管出血(吐血または下血)や頭蓋内出血を起こします。 症状 吐血や下血を起こします。皮下出血や臍出血、まれに頭蓋内出血を起こ…
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新生児結膜炎
どんな病気? 細菌やウイルスに感染して起こる結膜の炎症で、目が充血したり、目やにが異常に多くなります。 原因 新生児はまぶたがあかないくらい目がむくんでおり、た…
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胆道閉鎖症
どんな病気?生まれつき、または生まれてすぐ、肝臓でつくられた胆汁を腸に送る胆道が閉鎖されている形態異常です。頻度はまれですが、重篤な病気です。 症状 出生直後は…
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早期産の低出生体重児に多い病気
未熟さが原因で引き起こされやすい病気があります 低出生体重児は2500g未満で生まれた新生児のことをいいますが、体重が少なくても正期産であれば、臓器の機能は成…
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動脈管開存
どんな病気? 生後、自然に閉じるはずの動脈管が閉じていない状態で、大動脈から肺動脈に血液が流れ込んでしまうため、呼吸困難におちいります。 原因 動脈管は大動脈と…
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脳室周囲白質軟化症
どんな病気? 未熟性による脳の障害で、脳性まひの最大の原因といわれ、とくに足の運動障害を多く引き起こします。 原因 原因はよくわかっていませんが、脳の血管の発育…
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未熟児網膜症
どんな病気? 網膜の血管の発達が未熟なために、網膜に血管のない部分ができ、放っておくと、失明することもあります。 症状 早く生まれたために、網膜の血管の発達に障…
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低カルシウム血症
どんな病気? 血液中のカルシウム値が低い状態で、ビタミンDも欠乏すると未熟児くる病を引き起こします(「未熟児くる病」)。 治療 たいがいは自然に治りますが、重症…
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未熟児貧血
どんな病気? 出生時の体重が2000g以下の未熟児に多く、顔色が白くなります。 原因 体の成長に造血機能が追いつかなくて鉄分が不足する場合や、造血機能そのものが…
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母子感染による病気
分娩による母子感染は予防が可能です 分娩による母子感染には、ウイルスによるもの、細菌によるものなどがあり、母体が感染しているかどうかは、妊娠中の血液検査や感染…
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乳児HIV感染症
どんな病気?いわゆるエイズと呼ばれる性感染症の一種で、感染力が非常に強いのが特徴です。 原因 子宮内での感染は確率が低くて3割程度ですが、経腟分娩で生まれると、…
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先天性梅毒
どんな病気? 梅毒は、昔からある性感染症の一種で、胎児に感染すると先天性梅毒になり、骨の形成や知能に異常をもたらします。 治療 母親が血液検査を受けて、陽性であ…
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乳児B型肝炎
どんな病気? B型肝炎はウイルス感染症の一種で、B型肝炎ウイルスキャリアの母親より、出産時に感染します。 症状 母親がHBe抗原陽性の場合は感染力が強く、感染す…
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GBS感染症
どんな病気? 母親の腟内にいるB群溶連菌が赤ちゃんに感染するもので、赤ちゃんはひん死状態になります。 原因 B群溶連菌が腟内にあっても、母親に症状や異常はありま…
