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子どもに伝えたい春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本

  • 2014-07-18 11:00
  • 一般公開
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子どもに伝えたい春夏秋冬
和の行事を楽しむ絵本
三浦康子(著)
永岡書店
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子どもと楽しみながら
伝えていきたい、大切なこと


日本には、季節や節目を大切にする行事がたくさんあります。
子どもが生まれ、あらためてひとつひとつの行事を大切にしたり、子どもに伝えていきたいと感じているママも多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する『子どもに伝えたい春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』は、和文化研究家として活動されている三浦康子さんが、そんなママたちの道しるべになるよう、季節の行事を紹介してくれる本。

お正月やひな祭り、こどもの日、七夕、十五夜などの子どもといっしょに楽しみやすい行事はもちろん、お彼岸や八十八夜など、季節の節目となる行事についても、由来やしきたりなどをわかりやすく教えてくれます。
ママも「知らなかった!」「忘れてた…」ということもあるでしょう。親子できちんと学ぶ良い機会になりそうです。

また、行事だけでなく、「箸の持ち方(節分)」「傘を使うときのマナー(梅雨)」「衣服のたたみ方(衣がえ)」「ぞうきんのしぼり方(大そうじ)」などが随所に盛り込まれてるのもうれしいところ。
子どもに身につけさせたい大切なことだとわかっていても、忙しい子育ての日々で、つい教えそびれていませんか? この本を見ながら、お子さんといっしょにやってみてはいかがでしょうか。

各行事を紹介してくれるのは、メインキャラクターの可愛い鹿のファミリーと、そのおともだちの動物たち。細やかで可愛らしいイラストがたっぷりで、ながめているだけでも楽しくなります。
まだ字が読めないお子さんには、読み聞かせてあげたり、「うさぎちゃんは何してるかな?」などとページごとに探してみるのも面白いですね。

著者の三浦康子さんは、行事や季節を通して子育てをする『行事育』を提唱。自然への感謝の気持ちや、目に見えないものに対する美意識にあふれた日本の行事を家族で楽しむことで、子どもに愛情を伝え、子どもにも愛された記憶が残り、子育てが豊かになると考えています。

お子さんが大きくなったとき、自分が小さな頃に家族と笑顔で過ごした行事を思い出しながら、さらに次の世代へ伝えていってくれたらうれしいですね。
そのためのヒントがいっぱいつまった一冊です。

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