ひな祭りは、もともと今のような女の子のための華やかな年中行事ではなく、新しい季節を迎えるときに、男女とわず、邪気を祓う邪気祓いの行事として行われていました。
また、平安時代に宮中行事へと変化し、川のほとりで災厄を祓う曲水の宴(きょくすいのうたげ)を催したり、紙で作った人形に自分の穢(けが)れを移して川や海へ流す儀式が行われました。今でも日本各地に「流し雛」として残っている風習はその名残です。
ひな人形は立春(だいたい節分の次の日あたり)から、ひな祭りの2週間ぐらい前までには飾っておきましょう。しまう時期は遅くとも春分(3月21日ごろ)まで。また、ひな人形をしまうときは湿気もいっしょにしまわないように、晴れた日にしまうのがおススメです。飾る場所は、直射日光が当たない、エアコンの近くなどは避け、気温や湿度の変化があまりなく、ホコリの少ないところに飾りましょう。ちなみに、飾る向きは神棚と同じ東または南向きが縁起が良いとされているそうです。
3月3日ひな祭り当日または前日の晩にご両親や親しい方々を招待し、厄除けや長寿をもたらすという桃の花を飾り、ひしもち、ひなあられ、甘酒などでお祝いします。また、長生きを意味するエビや見通しがきくレンコンなどが具になっているちらし寿司、ほかの貝とは絶対に合わないことから、一夫一婦の願いを込めたハマグリのお吸い物も縁起が良いとされ、ひな祭りのお祝いの膳として召し上がることもおススメです。








