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3D、4Dエコー。どのように使い分けをしているの?

妊娠後期(5~9ヶ月)の相談

Q621:3D、4Dエコー。どのように使い分けをしているの?

現在2人目を妊娠中です。妊婦検診の超音波検査(エコー)について質問させてください。1人目のときと同じ産院なのですが、上の子のときは、白黒の2Dエコーでしか使わなかった(それしかなかったのかもしれません)のですが、2人目の今回はたまに3D、一度だけ追加料金を取られましたが4Dも見せてくれました。私としては毎回3Dで見せて欲しかったので、看護師さんに聞いてみたところ、医師が必要と判断した場合に使用していると言われてしまいました。お医者様はどのように使い分けをしているのでしょうか? 2012/2/17
堀口貞夫先生
本来医療機器は、それを使っての検査によって異常が診断でき、それに対処できる場合に使うべきものです。と言うのは、診断用の医療機器が全く何の害も与えないという事はないからです。先進諸外国では、妊娠10ヶ月の間にやる超音波検査の回数は5回前後のようです。
「超音波洗浄機」と言う名前を聞いた事はありませんか? 眼鏡のレンズや、医療器械の洗浄に用いられています。超音波と言うのは音の周波数が高い方に偏ったもの、人間には聞こえない高い周波数の音波と言うことです。超音波診断装置は出力が洗浄機にくらべるとずっと小さいので、心配は少ないのですが、原則は、その方法でしか診断が出来ず、治療に結びつけられることです。 超音波診断装置の中でも、3D、4Dは体表の奇形が判る他には、まだ直ぐに治療に結びつけられるほど診断確率は高くないのです。担当の医師に尋ねるのが一番良いでしょう。

先生のプロフィール

元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。
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