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子宮頚管無力症。2人目の赤ちゃんが欲しいけれど…

妊活・妊娠前の相談

Q602:子宮頚管無力症。2人目の赤ちゃんが欲しいけれど…

現在5歳の息子を妊娠 2011/9/30
堀口貞夫先生
早産の時の産婦人科医に診てもらうことはできますか?  前の妊娠・出産の事情をよく知っている医師が診るのが良いように思います。「医学も進歩する」のは確かですが、子宮頚管の「子宮口を締める力の弱さを強める」技術的な進歩はありません。締める力を強めるには子宮口の筋肉の筋力トレーニングが必要な訳ですが、子宮口にトレーニングをしてもらうことは出来ませんよね。
子宮頚管の緩みは、経膣超音波検査で早く見つけられるので、前の妊娠で妊娠28週で生まれたのだとすれば、20週頃から気をつけて診察し(時には1週間おきに)、早く発見して手術をするというのが最善の方法でしょう。
不思議なことに、「まだ大丈夫」「まだ大丈夫」と診察しているうちに37週になってしまうことも時にあるのです。

上のお子さんはもう5歳なのですから、ちゃんとした返事は出来なくても、お母さんの話はかなり理解出来ますし、信頼してあげれば理解した行動をとることも出来ます。妊娠されたら、「あなたがお母さんのおなかにいたとき、こんなことが大変だった。だからお母さんが入院しなければならない時、ちょっと我慢しておうちでお留守番できるよね」という話をあらかじめしておいて下さい。

【関連情報】「子宮頚管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)の症状と手術」
http://www.babycome.ne.jp/category/health/soudan/soudan.php?id=404

先生のプロフィール

元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。
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