チャイルドシート・ベビーシートの困った"あるある"
正しくチャイルドシートを設置できたとしてもそれで完了というわけではありません。すでに経験のあるママさん達も多いと思いますが、チャイルドシートを嫌がるお子さん対策など、むしろこれからが本番かもしれません。実際の使用でママたちはどんなことに困り、工夫しているか見てみましょう。
困った1
子どもがチャイルドシートを嫌がる
以下のデータでも「毎回泣いて嫌がる」「泣かないが嫌がる」「たまに泣いて嫌がる」を合わせると、半数以上のお子さんがチャイルドシートを嫌がっていることがわかります。
このことから、チャイルドシートにお子さんと乗せる際の良い対策を考えておいたほうが得策といえるでしょう。
Q. チャイルドシートを嫌がる?(有効回答数461)
(2016年11月ベビカム調査)
<先輩ママのオススメ対策>
- 好きなおもちゃを持っていく
(34歳ママ、9ヶ月女児) - 好きな音楽を聴かせる、歌を歌ってあげる
(32歳、5ヶ月男児&3歳女児) - お菓子を持参
(33歳ママ、1ヶ月&2歳ともに女児)
- 長時間の時はDVDを見せる
(34歳ママ、2歳女児) - スマホかタブレットを見せる
(33歳ママ、1歳男児) - 乗る前に授乳orお腹を満たす
(28歳ママ、3歳男児&1歳男児)
- とにかく話しかける
(38歳ママ、4歳男児&3ヶ月女児) - 毎回、褒める
(29歳ママ、2歳女児)
<チャイルドシートを嫌がるお子さんを持つママへのアドバイス>
「チャイルドシートを習慣化させること」(36歳、お子さん二人)
「もし泣かれても気を取られずに運転に集中すること」(35歳、お子さんひとり)
「おでかけは楽しいと思えるように仕向ける」(40歳、お子さんひとり)
「ここはあなたの席を認識させると、自分からチャイルドシートへいくことも」(41歳、お子さんひとり)
他にも、外の様子を一緒にみたり、伝えたり、さまざまな工夫をママたちはしているようです。でも、一番大事なのは“クルマに乗る=楽しいところに行く!”と意識付けすることなのだとか。
加えて、クルマに乗ること自体を楽しんでもらうことも大切ですよね。車内で逃げ場がなくイヤイヤする我が子が暴れても、根気よく大人しく乗ること褒め、楽しさを伝えてみてはいかがでしょう。
また第一次反抗期である「イヤイヤ期」。お子さまがチャイルドシートを嫌がる場合は、このイヤイヤ期であることが原因の場合も。先輩ママのオススメ対策やアドバイスを参考に、上手に乗り切りましょう。また、こういった対応は時間に追われ焦れば焦るほど上手くいかないものです。余裕を持って行動することが成功への近道かもしれませんよ。
困った2
チャイルドシート・ベビーシートから抜け出してしまう
赤ちゃんの動きが活発になってくると、どうしても出てきてしまうこの問題。
運転中に抜け出してしまうと非常に危険!身体をよじって抜け出してしまうのを防ぐためには、赤ちゃんの身体にぴったりフィットするようにチャイルドシート・ベビーシートに乗せてあげることが重要です。
赤ちゃんが抜け出そうとする原因は複数考えられますが、乗り心地が悪い・退屈してしまう、などが挙げられます。
タオルで赤ちゃんの背中や腰の部分の隙間を埋めてあげることでフィット感を調整してあげて乗り心地をよくしてあげる、ほかの事で気を紛らわせられるようにおもちゃやDVDを活用する、などの対策をしてみましょう。
また、運転しない場合は、隣に座って遊び相手になってあげましょう。
楽しく安全にドライブできるように、チャイルドシート・ベビーシートはしっかり装着してもらえるようにしたいですね。
困った3
掃除が面倒!
実際にチャイルドシートについてのお困りネタを聞いてみると、お子さんが乗っている時に嫌がることよりも、なんと「チャイルドシートの掃除」が1位という結果に。確かに、チャイルドシートの隙間にお菓子や飲み物がこぼれる、こんなことは日常茶飯事。あと、乳幼児期に多いのですがオムツからオシッコやウンチが漏れた時、吐かれた時などのお掃除やニオイ対策も大変です。さらに夏場の大量の汗やお外で遊んだ後に汚れた服のまま乗ってしまった泥汚れや砂埃もひどいもの。
チャイルドシートは基本、お子さまの安全性や快適さを優先して作られているので、お手入れや掃除がしづらいのは仕方ありません。車内をキレイにキープする方法についても、先輩ママにアドバイスをいただきましたので、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。