【独特なご近所付き合いも】地方への子育て移住で考えたい注意点
- 2021-10-13 08:50
- 一般公開
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田舎暮らしでは「独特の御近所づきあい」にも要注意
都会で生活していた方は、ほとんどは近所に関するトラブルを感じたことがありません。
もちろん全くないわけではありません。例えば、近所の騒音問題やごみのトラブルなど些末なトラブルはどこでもあるものです。
ただ、都会の場合は、隣の人や近所の人とのかかわりが少ないので、トラブルはあるものの、人間関係が悪化したりといったことは少ないです。
もともとそれほど人間関係があるわけではなく、関係自体が希薄なのですから、特に仲たがいをするとかそういったことには成り得ません。
トラブル単独の問題です。
そういった場合であれば、たとえば賃貸なら、騒音があれば管理会社にクレームを言う、大家さんになおしてもらうようにお願いするなど、第3者が間に入りトラブルを改善してもらえるわけなのですが、田舎ではそうもいきません。
これがトラブルの原因です。田舎では自治会や町内会などの堅い結束があったりして、近所のトラブルにはかなり敏感です。
都会のように、隣の人がうるさいから気軽に管理会社に文句を言う、そういう単純なことではありません。
田舎の近所トラブルは、長々と後を引くことにもなりますし、例えばそこで仲間外れにされたり、悪口を言われる標的のようになることもあります。
ですので、田舎の近所トラブルはとても深刻な問題です。よくあるのがペットがある人の敷地でフンをするとか、鳴き声がうるさい、そういった些細なことです。
都会でもこういうトラブルは多いですが、田舎の近所トラブルはより深刻になりやすいです。
子育て期間中で、「どうしても、子供が夜泣きしてしまう」というご家庭の場合も、ある程度、留意しておくに越したことはないでしょう(もっとも、地域によっては、そうした面も含めて、子育て世代の移住を歓迎してくれるところもあります)。
田舎暮らしを契機に、メンタルの不調を抱えてしまう人も…
なかには、田舎に住み始めて、寂しさでホームシックになったとか、引きこもりになった、鬱になったという方もすくなくありません。
実は田舎ほどもともと住んでいた人の結束が固いので、そういう既にあった仲間に入れないということが多いのです。
そうなると、都会ではたくさん友達がいた方も、知り合いもいなくて、心を許せる人もいない、しかも仲間外れのような扱いを受けて、軽い鬱のようになる方が多いようなのです。
田舎の人間関係がよく合って、仲の良いお友達がたくさんできた、アットホームでいい、などのように良いコメントもあるのですが、なかには、全く馴染めずに孤立感を感じている、表面上は仲良くしてもらっているか何となくそよもの感をいつまでも感じているというようなコメントも同時におおいです。
特に子育て期間中の場合、お母さんの精神状態は、子供に大きな影響を与えます。十分に注意しましょう。
そのほかにも、経済的な問題や、仕事探しに纏わるトラブルにも、留意が必要
このように都会から田舎に移住するといろいろなトラブルが起こります。
田舎暮らしの夢を抱きすぎていて、理想と現実の違いに気が付いた、そんなことが多いようです。
ですので、そういったトラブルにみまわれないように、まずはよく田舎暮らしのメリットとデメリットを考え、田舎暮らしが本当に自分に合っているのかということを始める前によく考えておくのがいいいですね。
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